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中央で女性と男性が向かい合い、二人の間で金色のハートが輝き、周囲には選ばれなかった男性たちの青いシルエットと分布曲線が並ぶイラスト

「普通の男性でいいんです」を確率で計算したら、1億2000万人のうち約100人だった

「女性は決して高望みしていません。普通の男性でいいんです」——婚活で挙がる12条件を、年収は対数正規分布、身長は正規分布から確率にして掛け合わせてみた。答えは1/48,000、日本の人口1億2000万人の中に約100人。記事の冒頭に、自分の条件でそのまま計算できるプロンプトを置いてあります。

手綱と馬具(ブライドル)を着けた馬の横顔

ハーネス・エンジニアリングとは何か ——自社で動いているAIハーネスを、5つの層に分けて全部見せる

ハーネス・エンジニアリングとは、モデルの回答そのものではなく、回答を取り巻くシステムを設計する仕事です。ツールオーケストレーション/検証ループ/コンテクスト管理/ガードレール/可観測性の5層に分けて、自社で実際に動いているAIハーネスの中身を公開します。

AIエージェントのハーネス設計を表す抽象図。中央の枠と3本の帯が左右の要素とつながっている

ハーネスとは何か——AIを「部下」のように動かすための権限とスキルの設定

ハーネスとは、AIを部下のように動かすための「権限とスキルの設定」のことです。同じモデルを使っていてもエージェントの成果がまるで違うのはなぜか。何を任せ、どこまで勝手にやらせ、どこで報告させるか——設計すべき3つを、実際の運用例と組織設計との対応から図解します。

社内RAGは、小さく始めたほうが安い——検討する順番と、最初にやめるべきこと

社内RAGの相談で最も多いのが「全社の文書を全部入れたい」という出発点です。ですがこれが費用を最も膨らませ、しかもお金をかけた案件ほど使われなくなります。対象を絞る/既存DBを使う/ローカルモデルで試す/権限だけは最初に設計する、という順番と、その理由を書きます。

RAGで後から効いてくる費用——権限設計と、モデルを差し替える日

RAGの予算を壊すのは初期費用ではなく「あとで足そう」とした部分です。権限は文書単位ではなくチャンク単位で必要になるため、後から足すと分割からやり直しになります。再計算は数万件で数時間、数十万件で日単位。埋め込みモデルの差し替えも必ず来ます。後から足せるものと足せないものを整理しました。

濃紺の背景に、向きも大きさもバラバラな書類が雑然と重なって山になり、数枚だけが金色に光っている図

なぜRAGの見積もりは当たらないのか——金額を決めているのは、渡される文書の状態です

RAGの実装部分は正確に見積もれます。見積もれないのは、渡される社内文書の状態のほうです。スキャンPDFはOCRより精度検証に時間がかかり、Excelは行と列の関係を文章に組み直す設計が要る。そして「就業規則_最新版(修正)」のような版の重複だけは、技術では解決できません。

濃紺の背景に、左側に高く積み上がった金色のブロックの塔、右側に低い塔があり、右の塔ではいくつかのブロックが輪郭だけになって消えている図

RAGの構築費用はいくらか——なぜ30万円台から始められるのか

社内RAGの相場は「小規模50〜200万円、運用は月5〜50万円」と言われます。ですがこの幅を作っているのは開発工数ではなく構成の選択です。埋め込みをローカル化しpgvectorを使えば追加の固定費は消え、小規模なら30万円台・保守は月1万円から始められます。そして予算を本当に壊すのは、初期費用ではない3つの場所です。

濃紺の背景にデータベースの円筒シンボルがあり、周囲に金色の点と線でベクトルのクラスターを表した図

Django × pgvector でRAGを自前構築する

専用のベクトルDBを契約せず、すでに動いているPostgreSQLにpgvectorを入れてRAGを組む構成。次元数が後から変えられない理由、e5系のプレフィックス、HNSWとIVFFlatの選び分け、しきい値をギャップで切る方法、そして最も重い「埋め込みモデルを差し替える日」の入れ替え手順まで、Djangoの実コードで解説します。