Claude Codeの「ルーティン」が
サイドバーから消えたので、
時計の横に一覧を作りました
ある朝、Claude デスクトップアプリが更新されて、左のサイドバーから「ルーティン」の欄がなくなっていました。
当社では、Claude Code の ルーティン(決まった時刻に自動で動く作業) を40本ほど登録して、記事の公開準備やメールの下書き、SNS投稿などを任せています。サイドバーには、いま動いているルーティンが並び、返事を待って止まっているものにはオレンジの印が付いていました。困ったときは、そこを見れば一発で分かったのです。
その欄が消えました。設定ファイルを書き換えて表示させようとしても、アプリが起動するたびに元に戻してしまいます。GitHub でも、同じことで困っている人の報告が上がっていました。
ルーティンが「許可を押してください」で止まると、同時に動ける枠をふさいだまま待ち続けます。気づかないと、ほかのルーティンまで動かなくなる。一覧が見えないのは、思った以上に困ることでした。
そこで、Windows のタスクトレイ(時計の横)に、ルーティンの一覧を出すようにしました。前回公開した 通知スキル routine-notify に、機能として足しています。

- ふだんは丸いアイコンだけ:画面のじゃまをしません。青なら異常なし。
- 返事待ちがあるとオレンジ+数字:失敗して止まったものがあると赤になります。
- 押すと一覧が開く:GO待ち・失敗・実行中・次に動く時刻を、ルーティンごとに並べます。
- 行を押すと、そのセッションへ飛ぶ:返事を待っている会話がそのまま開くので、すぐ答えられます。

よく見るルーティンは、いちばん上に固定できます。ルーティンの名前に 📌 を入れるだけで、状態や時刻に関係なく一覧の先頭に並び、赤いピンが付きます。外すときは 📌 を消すだけです。

入れ方・ピン留めの手順など、詳しい使い方は GitHub(tnajun/routine-notify) にまとめています。
「消えた機能を待つ」より、「必要な分だけ自分で作る」。
作るなかで、つまずいたところが3つありました。同じようなものを作る方の参考になればと思います。
- Webページからはアプリに飛べない:最初は一覧をWebページで作りましたが、ページの中からは Claude の会話を開くリンク(claude://)が止められてしまいます。Windows の通知がちゃんと飛べるのは、Windows 自身がリンクを開いているから。そこで一覧も、Windows のアプリとして作り直しました。
- 始まった直後のルーティンを取りこぼす:ルーティンが始まった瞬間は、アプリがまだその記録を書き終えていません。そこで「ルーティンではない」と判定していたため、動いているのに一覧に出ませんでした。いまは、会話の記録が10分以内に書かれていれば「実行中」とみなしています。
- 17時間で落ちた:アイコンの絵を20秒ごとに作り直していて、そのたびに Windows の描画用の資源を少しずつ使い残していました。半日以上たってそれが尽き、アプリが消えました。いまは、色と数字の組み合わせごとに1回だけ作って使い回しています。
入れ方は GitHub に書いてあります(英語の説明も付けました)。無料・MITライセンスです。
git clone https://github.com/tnajun/routine-notify "$env:USERPROFILE\.claude\skills\routine-notify"
リポジトリ:github.com/tnajun/routine-notify
AIに仕事を任せるほど、「いまAIが何を待っているか」が見えることの大切さを感じます。同じことで困っている方の役に立てばうれしいです。