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【Git】直近2つ分のコミット差分を効率的に確認するコマンド集

開発を進めていると、「前のコミットから何が変わったか」「どのファイルに手を入れたか」をサッと確認したい場面がよくあります。今回は、**直近2つのコミット間の差分(HEAD~2からHEADまで)**を、用途別に確認する方法をまとめました。


1. まずはコミット履歴を確認する(基準の特定)

差分を見る前に、まずは現在の状況(コミットハッシュやメッセージ)を確認しましょう。

PowerShell

# 直近3件を1行ずつ表示
git log -3 --oneline --decorate

これで「どこからどこまでの差分を見たいか」の基準が明確になります。


2. 2コミット分の差分をまとめて確認する

「過去2回分のコミットで何が起きたか」を一気に把握するためのコマンドです。用途に合わせて3つの詳細度を使い分けましょう。

① 変更されたファイル一覧だけ見たい

どのファイルが追加(A)、修正(M)、削除(D)されたかを確認します。

PowerShell

git diff --name-status HEAD~2..HEAD

② 統計(何行増減したか)を見たい

どのファイルに大幅な変更が入ったかをボリューム感で把握します。

PowerShell

git diff --stat HEAD~2..HEAD

③ 実際のコード差分(パッチ)を見たい

具体的な変更内容(ソースコードの±)をすべて表示します。

PowerShell

git diff HEAD~2..HEAD

3. コミット単位で中身を深掘りする

範囲ではなく、「そのコミット単体で何をしたか」を確認したい場合は git show が便利です。

直近(1個前)のコミット内容

PowerShell

git show --stat HEAD  # 統計を表示
git show HEAD         # 差分本文を表示

2個前のコミット内容

PowerShell

git show --stat HEAD~1
git show HEAD~1

4. 特定のファイルに絞って差分を見る

プロジェクト全体の差分が大きすぎる場合は、特定のファイルやディレクトリに絞り込んで確認しましょう。

PowerShell

# 構文: git diff [範囲] -- [ファイルパス]
git diff HEAD~2..HEAD -- user_payment/views.py
git diff HEAD~2..HEAD -- config/settings.py
git diff HEAD~2..HEAD -- docker-compose.yml

まとめ:よく使う比較表

確認したい内容使用するコマンド
ファイル名とステータスのみgit diff --name-status HEAD~2..HEAD
変更行数のサマリーgit diff --stat HEAD~2..HEAD
コードの具体的な変更点git diff HEAD~2..HEAD
特定ファイルのみgit diff HEAD~2..HEAD -- [path]

これらのコマンドを使い分けることで、コードレビューやデバッグの効率が格段に上がります。ぜひターミナルの履歴やエイリアスに登録して活用してみてください。

最後までお読みいただき、心より感謝申し上げます。

大河原潤

大河原 潤

AI開発専門家

ブーム以前からAI研究に携わる、本物の専門家。「AIに使われる」のではなく、「AIを使いこなす」確かな技術力を提供します。

【アカデミックな裏付け】

  • カリフォルニア大学リバーサイド校 博士前期課程修了(研究分野:測度論、経路積分)
  • アメリカ数学会のジャーナルに論文発表

【社会的に認められた専門性】

  • AI関連書籍:『誤解だらけの人工知能』(2018年)、『AI×Web3の未来』(2023年)
  • プログラミング専門書:実務的な技術書を2冊出版(確かな実装力の証明)
  • 100社以上のAI導入コンサルティング実績、特許売却経験あり

より具体的な開発事例や実装の詳細は、下記ページでご紹介しております。