
ちょっとムカつくと言う人がいるかもしれませんが、私は未来はもう確定していて、来る未来に合わせて行動を変えるしかない、と考えています。特にAIの進化は、私たちが思うよりもずっと早く、特定の職業の未来を書き換えています。
ハードウェア軸の予測はだいたい当たるが、ソフトウェア軸の予測は「早すぎる」ことが多いという私の経験則から見ると、未来はこんな感じではないでしょうか。
5年後の職業激変予測
- コンサルタント:2〜3割減
- 情報収集と資料作成しかしない下位2割は、優秀なコンサルタントや企業内従業員が**AI(コスト約1,000円)**を使えばほぼ代替可能です。真に価値を生む人だけが残ります。
- カウンセラー:5割減
- 会話能力は、多くの一般カウンセラーよりもAIの方がすでに上です。しかも、AIは会話が上手く、決して怒らせることはなく、コストは1/100以下。
- 生き残るのは、**「信用」や「ブランド」**といった人間固有の価値を持つトップ層とその周辺だけでしょう。
予言の確度を上げる「ハード軸」予測
私は2018年に出版した『誤解だらけの人工知能』で言ったことがほとんど合っていると自負しています。
たとえば自動運転車。
イーロン・マスク氏らが「2025年には普及」と予想していたのに対し、私は「2030年代過ぎ」と予測しました。この違いはハードウェアのコストにあります。
- 現在のWaymoの技術(戦闘機のような高価なレーダー)を積んだ車両は1億円超え。無人タクシーでもコスト回収に10年かかるレベル。
- 真に世の中に普及するのは、このレベルのシステムが500万円を切るようになってからです。これは「いつソフトウェアが完成するか」ではなく、「いつハードウェアが高品質かつ低コストになるか」というハード軸で考えると見えてきます。
AI時代を生き抜くために
技術やブームに踊らされず、AIが代替できない「信用」「ブランド」「人間的な対話」といった固有の価値を持つこと。そして、未来のコスト構造(AIの低コスト化)から逆算して自分の市場価値を見つめ直すことが、今すぐ取るべき行動です。
あなたは自分の仕事の未来を、どう見ていますか?
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この文章で、あなたの考えがより多くの人に伝わり、議論が深まることを願っています。いかがでしょうか?